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 CW keyboard ver 1.0    By 7L4HHE @ JA1ZLO

 2004年度大学社団新歓ミーティングで、本システムを使ったCW大会が実施されました。具体的な成績については、CW大会記録として公開してあります。とにかく新人の活躍が目立ちました!すばらしい!!


 ハムフェア2004においても本システムを使った大会を当部ブースにて開催いたしました。さすがに上級者が多い!結果をCW大会記録として同様に公開しましたので、ご覧ください。

 以前より「the CW of the DEAD」と称して、2004年度大学社団新歓ミーティング向けに公開していましたが、ハムフェアでの実費配布が決まったこともあり、その仕様を簡単ながらまとめて公開します!


 

 概観:

CW keyboard
▲ 試作品写真。本体のサイズは40*55*20です。
左上のオレンジ色は入力速度設定用の半固定抵抗。
可変抵抗は1mmの差で入らず、苦戦中。
小さいのがあれば良いのだが…
(※ハムフェア配布版はもう一回り大きくして、可変抵抗を収めています)

 

 主な機能:

縦振り電鍵を接続してモールス符号を打つことで、PS/2キーボード端子を備えたパソコンに文字を打ち込むことができます。欧文/和文両対応。

・タイピング練習ソフトを用意すれば、そのままモールス練習ソフトとして遊ぶことができます。
  デモムービー:和文でタイピングオブザデッド!)

・パドルを使うには、別にキーヤを用意する必要があります。(※キーヤ内蔵版は現在開発中です。)

・モールス符号の入力速度はボリュームにより調整することができます。
  (対応範囲は初心者からプロ相当まで確保してあります。)

・Enterなど、モールス符号にない記号については、独自に符号を定めて対応しています。詳しくはこちら

・外部電源は不要です。

・一部のノートパソコンでは正常に動作しない可能性があります。

・PS/2>USB変換ケーブルを使っても、USBキーボードとして使うことはできません。

 

 使用上の注意:

・OS起動までは一般のキーボードを接続しておいてください。起動完了後、一般のキーボードを抜き、本システムを接続することで、正しく動作を開始します。
  (PC側からの要求を正しく処理できていないため、BIOSレベルでは認識されないという不具合によります。今後改善予定。)

・現状、Windows2000/XPでの正常動作を確認しています。Windows98でも動作しますが、Win98系ではOS稼働中のキーボード抜き差しによりシステムが不安定になる可能性があります。Linuxなど、他のOSでの動作は、作者がLinuxマシンを所持していないという理由により、確認していません。

・モールス符号の打ちすぎは、あなたの健康を害するおそれがあります。
  (新歓ミーティングにおける徹夜のCW祭りの結果、極度の疲労と幻聴を訴える方がおられました)

 

 更新履歴:

 2004/8/19 ver1.0
  ハムフェア版公開
   デコード速度随時可変化 / 一般マニュアル作成

 (ver0.7 ver0.8は新規機能の試行に伴うものであり、非公開としております)

 2004/6/27 ver0.5
  ハムフェア向け試作版公開
   使用CPU変更 / 小型化 / 外部電源廃止 / カーソルキー周りのバグ修正

 2004/6/3 ver0.4
  新歓ミーティング版公開
   開発環境をC言語ベースに変更 / 和文対応 / 入力速度設定を可変に / TOD対応

 

 今後の開発予定:

 ・キーヤ内蔵(キーヤとしてのみでも動作可、モードAスクイーズ)
 ・BIOSレベルでのPS/2エミュレート
 ・ハムフェアにおいて多く指摘された、文字間符号間隔の調整と@などの新規記号追加

 

 連絡先:

 CW keyboardについてのご質問は松井(matsui@cad.t.u-tokyo.ac.jp)宛にお願いします。

 

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