アマチュア無線の紹介
一体何をするサークルなんだ?と思ったアナタ。まずは読んでみてください。
無線
「アマチュア無線は、電波を用いて他の無線局と交信するのが主な目的です。」
不特定多数の人と交信する楽しみは、今や携帯やインターネットでも体験できるのは事実。
だからといって「携帯電話やインターネットの普及に伴って、アマチュア無線はある意味下火」というのは実は間違い!
いや、現状としてはそのとおり!!
でも携帯やインターネットは他人が用意したインフラに乗っかっているだけで、実は自分から何もアクションを起こしていないのでは?
対してアマチュア無線では交信するまでの過程も楽しめます。
電波が出て行くまでの設備を自分で用意しメンテナンスしていかなくてはならないところが面白い!
メーカーが作った製品を使うのもいいけど、自作するのもアリ。
自分が設計し製作したアンプやアンテナを使って海外と交信できた感激、あなたも味わってみませんか?
コンテスト
しかし、交信が楽しいといってもさすがにそればかりだと飽きてきてしまうもの。
しかしアマチュア無線には様々な楽しみ方があり、そのひとつにコンテストがあります。
コンテストとはすなわちアマチュア無線の競技会です。一定時間電波を出しつづけ、どれだけ多くの無線局と交信できるかを競うもの。
ときには24時間にも及ぶことがあり、それだけの時間交信を続けるためには、普段からの設備のメンテナンスやオペレートのテクニックなどの総合的な知識や技術が問われます。
私たちのサークルはこの「コンテスト」を活動の中心のひとつとしています。
と書くと堅苦しいですが、いわばコンテストはアマチュア無線クラブにとってお祭り。
その準備や当日の雰囲気は緊迫しつつも楽しいものです。
当日、空いた時間で焼肉をしたり。これだけを楽しみにサークルに来る人もいるほど。
免許と設備
いちおうお約束なので無線局の紹介。分からない人は読み飛ばしてください。
無線局の免許はふたつ。JA1ZLO(駒場),JA1YWX(本郷)です。
私たちのサークルは1.9MHz から28MHz までなら、アマチュア無線に許可されている最大出力1kW で運用することが出来ます(2002年4月に免許)。
またアンテナも大学の無線局でも珍しい大型のアンテナを設置していて、いつでも世界と交信することが出来ます。
人
と、ここまで読んでいくと、アマチュア無線クラブは「理系だけの、それもばりばりの電気屋さんや機械屋さんしかいないサークルなの?」
ってことになりますが、実際はそんなことはありません。確かにほとんどの構成員は理系の学部に所属していますが、中には文科系の人もいます。
趣味や特技も無線だけにとどまらず、哲学屋さんもいるし、車いじりが好きだったり、デザインが趣味だったり、
プロ並?のうどんを打てたりといろいろです。夏にはドライブしたり、バーベキューしにいったり、冬にはスキーにいったりと遊ぶことには事欠きません。